5月16日〜6月15日の期間中に詠んだ短歌(12首)

脚細き少女が四人軽やかに歩道橋などないかのごとくに 名も知らぬ女子高生が骨折しそれが日に日に快癒してゆく 一枚のワンピ着回す七日間 毎夜のごとくSEXしていた くのいちの三つ子唱えし分身術 十人以上は数えもしない ミホちゃんの愛されキャミは愛さ…

5月の有季定型俳句 「KUCHIBASHI DIARY」より

01日 初恋のをとめの涎 朧なりけり (朧:春) 02日 パンティーや幼馴染が橇しまふ (橇しまふ:春) 03日 牛蒡蒔くアイツにゃ誰もかなわない (牛蒡蒔く:春) 04日 十五歳枝垂桜を見てわらう (枝垂桜:春) 05日 子供の日十一歳に叱られる (子供の日:夏…

学年題俳句1000詠講評 008 色情 高校3年生

高校3年生の題は基本的に難しいが、この題は特にそうだろう。ただでさえ少女性の薄れた高校3年生だというのに、しかも色情をテーマに句を捻らなければならない。18歳の女の色情は、もはやリアルすぎて嫌悪感さえ生じかねない。しかしその一方で、近ごろ「n…

3月21日〜5月15日の期間中に詠んだ短歌 (12首)

性欲のおさまらぬまま少年が卒業証書を受け取ってゐる 4Pを実現するにはメンバーが3人くらいずっと足りない 少年のペニスを奪い合うふたり ねえブレザー派? それともセーラー派? ほうれん草が姪の乳首を隠す宵 入学式の前夜の叔父貴 靴下をこちらに向か…

4月の有季定型俳句 「KUCHIBASHI DIARY」より

01日 夏帆はもう処女じゃないんだ四月馬鹿 (四月馬鹿:春) 02日 妹のベッドの温もり初桜 (初桜:春) 03日 蕨餅 赤面しながら喰う乙女 (蕨餅:春) 04日 花の名を知るとて無邪気な「いぬふぐり!」 (いぬふぐり:春) 05日 雁風呂に男の子っぽいハーフ…

学年題俳句1000詠講評 007 火遊び 高校2年生

火遊びと高校2年生の結びつきは分かりやすいと思う。高校1年生を少女期のピークにして終焉と考えた時、それより前に行なわれるのは火遊びではなく恋である。それが良質のものか悪質のものかは別として、とりあえず彼女ら少女たちは胸をいっぱいにして恋を…

3月の有季定型俳句 「KUCHIBASHI DIARY」より

01日 ムツゴロウ君の瞳に恋してる (ムツゴロウ:春) 02日 弥生よりまゆかのほうが胸でかい (弥生:春) 03日 春泥にまみれ交換留学生 (春泥:春) 04日 妹の二酸化炭素のシャボン玉 (シャボン玉:春) 05日 浅蜊かな浅蜊じゃないよ空気読め (浅蜊:春…

2月21日〜3月20日の期間中に詠んだ短歌 (17首)

精液を飲むとおっぱいデカくなる学園のうわさ出処は俺 曽祖父が泣いて勃起す蜃気楼 魔法少女のようにも見えり 曽祖父が泣いて勃起す蜃気楼 異国の裸族が生活して居 曽祖父が泣いて勃起す蜃気楼 走馬灯とも世間では言い 曽祖父が泣いて勃起す蜃気楼 海の向こ…

2月11日〜3月10日の自由律俳句

2月 11日 初恋橋建築費出資者募集中 12日 無道不能逃八方塞娘膣 13日 乳房谷間乳房谷間CHIBUSATANIMA乳房谷間 14日 ブラのホックははあとの止め具 15日 寝惚けたる義妹咥えしチューペット徐々に膨らむ夢の又夢 16日 十四五歳乙女子全知全能中学生属生徒会蹴…

学年題俳句1000詠講評 006 疼き 中学3年生

003「高鳴」(高校1年生)について、私は「精神と肉体の混在」、「経験がなく感情は未だに淡くも、物質的な衝動が否定できなくもある年頃」と表現をした。今回の「疼き」はそれよりも直接的な性を連想させる言葉だが、それなのに学年はひとつ下って中学3年…

学年題俳句1000詠講評 005 委員長 高校2年生

委員長がどうして学年題で、そしてなぜ高校2年生なのか。ご存知の通りこれは学年題俳句の世界において長年の謎とされ数多の議論を生み出してきたわけだが、私が思うことに高校2年生とは学年題で扱う6年間において最も「乱れる時期」であり、よってその乱…

2月の有季定型俳句「KUCHIBASHI DIARY」より

01日 陰毛の向う側には冬霞 (冬霞:冬) 02日 真知子から真知子の母へ腰蒲団 (腰蒲団:冬) 03日 豆いじり愛し愛され福は内 (福は内:冬) 04日 枯尾花 見向きもしない妹よ (枯尾花:冬) 05日 委員長 冬眠明けの委員会 (冬眠:冬) 06日 海鼠腸と見ま…

1月21日〜2月20日の期間中に詠んだ短歌 (13首)

ツンデレのをとめが庭で虫潰す桜の木を折り池の鯉喰う さくらんぼのヘタが結べることよりも結ばんと励む君がたまらん 縁側でうたた寝す孫のスカートがけば立つ板に引っ掛かる夕 をとめごの母も祖母もがそれをした三代にわたり我は眺めた 曾孫のショーツは拝…

学年題俳句1000詠講評 004 センパイ 中学2年生

学年題俳句1000詠の100題の中には「せんぱい」がふたつある。ひとつはこの「004 センパイ 中学2年生」であり、もうひとつは「078 先輩 高校1年生」である。なのでこのふたつは、その表記と学年の違いを意識して句作しなければいけない。句作が78題目のそれ…

1月11日〜2月10日の自由律俳句

1月 11日 (リュウサン) 12日 田中のミルクプリン 13日 乳房部合宿中 14日 仲直りするときはいつだって水着不思議 15日 (水引) 16日 まっすぐ一本道 まっすぐルーズソックス 17日 嵐森炎嶺 18日 まさにこれは乳首の三次性徴やー 19日 黒!! 20日 あっ女…

学年題俳句1000詠講評 003 高鳴 高校1年生

高鳴りがなぜ高校1年生かと言えば、精神と肉体の混在、それがまさに高1であり、高鳴りであるからだろう。「恋焦がれ」(035)は中学2年生だし、「色情」(008)は高校3年生である。ちょうどその中間。経験がなく感情は未だに淡くも、物質的な衝動が否定…

1月の有季定型俳句 「KUCHIBASHI DIARY」より

01日 元日のをとめが舐める足の裏 (元日:新年) 02日 門松の中へ忍ばしショーツ哉 (門松:新年) 03日 ふくらみし乳房にも似て鏡餅 (鏡餅:新年) 04日 書初めをここにくれろと泣く娘 (書初め:新年) 05日 初詣コートの下は裸なり (初詣:新年) 06日…

学年題俳句1000詠講評 002 小論文 高校3年生

まず紹介したいのがこの一首だ。 小論文核の平和と陰核と (TEEN×TEEN×SEVENTEEN purope★papiroさん) 核兵器と女の子の核を掛けている。「核の平和」とは、敵国同士がお互いに核兵器を持つことにより成立する危うい平和のことか。なるほど言われてみれば陰…

12月16日〜1月15日の自由律俳句

12月 16日 外気にさらされる性器、冬 17日 アボカドで思い出す 18日 女子高生の太腿が幾重にもなって僕をなんらかの作用により 19日 あの子がいまオシッコをしたがってたらいいのになー 20日 これ? これ楽器の一種 21日 メロンパンって言うほどおいしくない…

学年題俳句1000詠講評 001 ブラジャー 中学1年生

つい先日「学年題俳句1000詠」というおもしろい企画をやっているサイトを発見したので、僕はあえて正規の参加者としてではなく(もっとも衝動を抑えられなくなったら後日ひっそりと参加するかもしれない)、そのサイトに投稿された俳句の講評をここに書くと…

その倍

「じゃあ話半分として、肛門を舐められたぐらいか」

今日の詩論

一茶とかの俳句を読んでいて気付いたのだが、俳句によくある「哉」(かな)というのは、現代語訳すると、「とか!」なんじゃないかと思った。 対象をちょっと馬鹿にしつつ、そしてそれを575にしている自分にちょっと照れつつ、でもやっぱり俳句として発表し…

本日の詩論

先日読んだ言葉遊びの本で、俳句における「根岸の里のわび住まい」というテクニックを知る。 どういうものかと言うと、まず5文字の季題を上に置き、その下にそれを付けたらなんでもそれなりの俳句になるという、そういう便利なやつだ。 毛糸編む根岸の里の…

短歌作りが愉しい日々はテンションが高くなると思う

ツングショのクラスメイトの椅子にある防災頭巾に今日こそは触れん 妹が連れて帰りし友だちの我を見るなり嗤う鼻元 妹ら談笑す部屋に乱入しカッターナイフであのツインテール 妹の部屋の扉の前廊下プリーツスカート二枚落つ不思議 妹の友だちのショーツ考え…

気にしない短歌の出来が気になる最近

園芸部受粉の季節が近づいて一年生の鼻息は荒く 自らの落語で吉原オカズにす十三歳の新星あらわる 白水着濡れて透けるか実験すをとめ水溶き片栗粉なり 片想う同級生がアイドルに手ブラとかするそういう感じの ノーブラの推奨に努め没落す一千年後の日の目ノ…

炭化

やがてまたそれもショーツとなるのだと我らがリーダー予言して死す 右頬を押さえ自転車こぐ娘たたいたのは俺俺だと思う 妹の肢体に姉が重なりて誘うふたりの親斬りし我 剣士とふをとめの生業それはそれ初のオーラルセックス戸惑い れろれろと表面積を奪い合…

鶴折夫さん

ここ最近また鶴折り活動を再開し、また昨日の買い物で折り鶴保管用のボックスを購入したこともあって(これまではミネラルウォーターを箱で買ったときの段ボールを使っていた)、これまで折った鶴の数を数え上げる。2日掛かりで。 2022羽。 だがなんの感慨…

読了

「二枚舌は極楽へ行く」 蒼井上鷹 双葉ノベルス 微妙に気になっていた作家。読むのは初めて。帯に「12編の傑作コージーミステリー」と書かれていたものだから、読まないわけにはいかないだろう。 読み終えてみて、「cozy」の意味を調べなおした。 心地よくな…

読了

「古典落語 艶ばなし」 井上ひさし編 講談社 落語のシナリオ本。艶ばなし。もちろんおもしろく読む。 落語について噺という呼び方もあり、実際のプロたちは落語家と呼ばれるよりも噺家と呼ばれるほうが嬉しい、ということを聞くけれども、それももっともだと…

読了

「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊 宝島社 「削除ボーイズ0326」 方波見大志 ポプラ社 上の賞金が1200万円で、下が2000万円。期せずしてそんな2冊を読んだ。 上は納得。下は不可解。賞金を逆にしてもそれは同じ。そんな評価。 SFなんてほとんど知識…