俳句
01日 初恋のをとめの涎 朧なりけり (朧:春) 02日 パンティーや幼馴染が橇しまふ (橇しまふ:春) 03日 牛蒡蒔くアイツにゃ誰もかなわない (牛蒡蒔く:春) 04日 十五歳枝垂桜を見てわらう (枝垂桜:春) 05日 子供の日十一歳に叱られる (子供の日:夏…
01日 夏帆はもう処女じゃないんだ四月馬鹿 (四月馬鹿:春) 02日 妹のベッドの温もり初桜 (初桜:春) 03日 蕨餅 赤面しながら喰う乙女 (蕨餅:春) 04日 花の名を知るとて無邪気な「いぬふぐり!」 (いぬふぐり:春) 05日 雁風呂に男の子っぽいハーフ…
01日 ムツゴロウ君の瞳に恋してる (ムツゴロウ:春) 02日 弥生よりまゆかのほうが胸でかい (弥生:春) 03日 春泥にまみれ交換留学生 (春泥:春) 04日 妹の二酸化炭素のシャボン玉 (シャボン玉:春) 05日 浅蜊かな浅蜊じゃないよ空気読め (浅蜊:春…
01日 陰毛の向う側には冬霞 (冬霞:冬) 02日 真知子から真知子の母へ腰蒲団 (腰蒲団:冬) 03日 豆いじり愛し愛され福は内 (福は内:冬) 04日 枯尾花 見向きもしない妹よ (枯尾花:冬) 05日 委員長 冬眠明けの委員会 (冬眠:冬) 06日 海鼠腸と見ま…
01日 元日のをとめが舐める足の裏 (元日:新年) 02日 門松の中へ忍ばしショーツ哉 (門松:新年) 03日 ふくらみし乳房にも似て鏡餅 (鏡餅:新年) 04日 書初めをここにくれろと泣く娘 (書初め:新年) 05日 初詣コートの下は裸なり (初詣:新年) 06日…
ブラジャーしをとめは漢文問題集 ブラジャーのホック外してパパHELP ベランダの姉のブラジャー湿りをり はじめてのブラジャー誰かに盗まれり ママ怒るそろそろブラジャー着けなさい ブラジャーを初めて着けし祭りの夜 有る程のブラジャー外せ夏祭り ブラ…
『non-no』でSEX特集がなされ、それは僕に多大なるショックを与え、「今後は『SEVENTEEN』や『nicola』でもSEXが堂々と語られるようになるのかなあ……」と暗澹たる気持ちにさせられたわけだが、現時点ではそれとまったくおなじ度合の気概で、『nicola』…
papiro「それにしてもどうも9句目がしっくり来ないんですよね。果たして浴衣の下に水着を着なければいけない状況ってなんなんだろう、って」 老師「フォッフォッフォ。それではこうしてみれば如何」 季重なり水着の上に浴衣かな papiro「老師!」 老師「フ…
「祭(夏)」 呉服屋の息子思春期なつまつり まつり終えクリーニング屋の息子かな
しかし浴衣と言えばなんと言っても高浜虚子の「浴衣着て少女の乳房高からず」だろう。 x軸を「エロ」、y軸を「品位」とした場合、もちろん必ずしもそういうわけではない(と信じたい)が、大抵の作品の座標はそのふたつの軸において反比例するわけである。「…
結婚すをとめはうまく桃剥けず 結婚す出席番号11番 結婚し美化委員長フェラチオす 補習授業落ちこぼれらの結婚式 結婚す相手は校則改革派 買い食いすをとめの結婚かき氷 親友へ結婚打ち明けチャイム鳴り 制服の磨耗はげしく結婚なり 結婚が床に散らばる恥毛…
青森県外ガ浜付近では、暮春のころ、海岸に落ち散らばった木片を拾って風呂を立て、人々に入浴させる風習がある。これは秋に渡って来る雁が、海上で翼を休めるためにくわえて来て、ここに来て捨てておき、翌春、北方へ帰るときに再びその木片をくわえて行く…
朝食を忘れ腹ぺこ手慰み 十四のをとめ腹ぺこつくしんぼ 腹ぺこの少女が飲まんニアウォーター 吾が指を舐める腹ぺこハラペーニョ 腹ぺこのをとめに遣りたい夜食かな 革命の被害者お腹ペコリーヌ(享年十四) 腹ぺこの生徒の頬のごはん粒 入学式寝坊の会長腹ぺ…
をとめらのパジャマ香るや春隣 春隣クラスメイトの深呼吸 うたたねす各駅停車の春隣 春隣ミルキィをとめは悪夢見ず 春隣をとめの寝言は淫語なり 春隣コートの下の一二枚 ブラジャーを見せてもいいほど春隣 委員長へも春隣来たり大あくび 水泳部柔軟体操春隣 …
鏡にて陰唇ひろがりガーネット (陰唇・高1) もう眠るパパが屈んでキスしなよ (キス・高1) パパ不潔この世の終わりパパ不潔 (パパ不潔・高1) 今日は高校1年生で3句作ってみた。 高1、それは性の目覚めである。そしてそれはすなわち少女時代という…
ブラジャーのホック外してパパHELP (ブラジャー・中1) キャンディを舐めるみたいにしゃべる君 (キャンディ・中2) ポロシャツは成功? 失敗? 初デート (ポロシャツ・中3) どうもうまくいかないな。女の子と文語という組み合わせにどうも違和感…
ツンデレもともに転げん初霜か 「初霜」はもちろん冬。と言っても初霜はもう時候的にはけっこう前のような気もする。でもそんなことを言ったら昨日の「夕立」なんかは夏の季語だ。僕の句は本当にフィクションだらけだ。今後ちょっとは写生を心がけようかとも…
夕立にあって少女のアンモニア 雨粒でそれほど腿は濡れようか 前者が俳句、後者が川柳。どうだろう。 「俳句と川柳」にはいろいろな人の唱えた俳句と川柳の定義が紹介されていた。 その中で近江砂人という人の、「俳句は自然詩であり、川柳は人事詩である。…
先生めポロシャツ赦せ登校日 優等生リボンに着けたるピアスかな 体育で外せりネクタイ其が首へ nicolaの2005年8月号をぼんやり眺めながら詠んだ。なので3つとも夏の句だ。 夏の句と言えば、僕は句作において、これまで季語というものを意識せずいたのだが…