読了

 
 「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊 宝島社
 「削除ボーイズ0326」 方波見大志 ポプラ社
 
 上の賞金が1200万円で、下が2000万円。期せずしてそんな2冊を読んだ。
 上は納得。下は不可解。賞金を逆にしてもそれは同じ。そんな評価。
 SFなんてほとんど知識がないけれど、いま賞を獲るような「時間もの」っていうのは、本当にこんなレベルなんだろうか。てっきりもっと追求されているものかと思っていた。それと登場人物の性格がいちいち悪くて読んでいるのが不快。
 しかし2000万円か……。普通に刊行されたものであっても納得できないようなレベルなのに、2000万円か……。