今日の詩論

 
 一茶とかの俳句を読んでいて気付いたのだが、俳句によくある「哉」(かな)というのは、現代語訳すると、「とか!」なんじゃないかと思った。
 対象をちょっと馬鹿にしつつ、そしてそれを575にしている自分にちょっと照れつつ、でもやっぱり俳句として発表しているという、そんな屈折した感じ。
 
 
 うかれきて鶏追まくる男猫哉 → 浮かれて鶏を追いまくってるオス猫とか!
 昼飯をぶらさげて居るかかし哉 → 昼飯をぶらさげてるカカシとか!
 
 
 いまいち伝わりにくかったら、「とかね!(笑)」とまでしていい。
 一茶だけじゃなく、かく言う僕もそう使っている。
 
 
 をとめごの小論文への自信かな → をとめごの小論文への自信とかね!(笑)
 このクッキージャム入りだよって言う子哉 → このクッキージャム入りだよって言う子とかね!(笑)
 
 
 どうだ。