2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

三が日は励むってば

いま読んでいる中西進の「日本文学と漢詩 外国文学の受容について」(岩波書店)は、締め切り直前にして卒論執筆にあたっての重要な資料になりそうな色合いである。 書かれていた内容で感心したのは、『詩は志を詠い、歌は情を詠う』という話で、これはすな…

大晦日は3月31日ですよ?

なので本日は単なる晦日です。 ところで帰省中のぱぴこさんは一家みんなでテレビを眺めるという平和な年越しをしたらしいのだが、その年越しの瞬間に下のほうの妹が「手をつなごう」と言い出し、姉妹3人で手をつないで年を越したのだという話である。 たし…

たとえばこんな萌え

「おにいちゃん! ち、ちがうんだよ! ……これ、毒出しヨガなんだよ!」

片思い女子中学生日記 1/1〜1/9

新年を迎えたというのにまゆみの心は優れない。それもこれもISHIのせいである。ISHIが宮原さんと仲良くしてるのを想像するとまゆみは、(もういや!)という気分になって仕方ない。宮原さんを責めたってしょうがないのは分かっているが、やきもちを焼く心に…

資料

ブックオフで「片思い女子中学生日記」という本を発見した。 出来過ぎなタイトルにもしかして目の錯覚かと思ったのだが、手に取ろうとしたところきちんと質感があったので救われた。100円だったので迷わず購入する。 これは明治図書というところから出ている…

女子中学生コウコツ文字

『雑巾』 ああこの子は学校の掃除のために家から雑巾を持ってこなければならないのだな、と思うのは簡単である。それはそれでいい。大学生になって感じることに、小学校や中学校で行なっていたあの教室掃除というものは、なかなかに素敵なイベントであった。…

たとえばこんな萌え

「おにいちゃん……ボクのこと、ものぐるほしけれ?」

ゆめゆめ思うまい

いま俳句の本を読んでいるのだが、それを読んでいて思ったのは、なんだよ俳句って実はくだらないんじゃないか、ということだ。 なんか最近の印象では「俳句は風流に花鳥風月を詠う」「川柳はちょっとした笑い話。詩情とかはいらない」みたいな感じがあるけれ…

つぶやき

cantabileのほうで落語を書いた。カテゴリはSQ&SAだが。 それにしてもそれを書いているとき、非常に愉しかった。ぱぴこさんからこの前「SQ&SAの文章は本当に愉しそうだよね」と言われたのだが、うん、実に愉しい。 鶴は少なめ。5(計577)羽。 落…

「エロ」が短歌で「萌え」が俳句

なんかそれらしいことを言っているような適当なことを言っているような。 とりあえず思うのは、いつか「萌え」の定義が決まる日が来て、「それは用法として違うよ」とか言われようとも、僕だけは独自の定義で「萌え」というキーワードを使っていこうというこ…

「萌える男」について

一日経って頭が冷えた。まあ新書として出すわけだし、それらしいことも書くわな。 「萌え」に関し、救済はたしかに救済だと思うのだ。だけどそんなの「萌え」に限った話ではなく、全ての思考、全ての感情、全ての創作は、生きていることの救済になるんじゃな…

大金星

行司「と〜こ〜や〜ま〜、と〜こ〜や〜ま〜〜」

寒い

いや! いやいや! 『エヴァ』だの『Kanon』だのを取り上げ、「救済」だの「レゾンデートル」だの言うのが「萌え」なのか? 「萌え」ってそういう地点において価値を見出され、語られるものなのか? 違うよ! 違うでしょう! 違うんだ! 悪いけど「萌え」っ…

読了

「萌える男」 本田透 ちくま新書 なんかいろいろ引っ掛かる部分があり、それらについては今後また考えていきたいと思うのだが、とりあえず先日の「萌えの研究」のときにも同じく感じたこととして、 『じゃあ実は僕って萌えてないんじゃないか?』 とこれを読…

読了

「必笑小咄のテクニック」 米原万里 集英社新書 ジョークを11の方法論で分類し、紹介してある本。純粋にジョーク集としてもおもしろいが、なるほど新書で出版されタイトルに「テクニック」とあるだけあり、作る側としても勉強になるかもしれない。11のそれに…

ベン・アフレック

「ベン父さんの扁桃腺、変」「当然」

クリスマス

ぱぴこさんとクリスマス的な夜を過ごす。ぱぴこさんが月経直前で情緒不安定なことを除けば、とても愉しかった。 プレゼントはまた実用的なものを贈る。加湿機能付き空気清浄機だ。我ながらいいものをあげるなと思う。ただしそのうち一緒に暮らしはじめたら僕…

読了

「乱世を生きる市場原理は嘘かもしれない」 橋本治 集英社新書 なんとも言えない本だった。まさに「なんか嫌」な世の中だと思う。アメリカがキモい。欲望がキモい。なんかいろいろキモい。 そう言えばちょっと前に就職活動で書店業の会社を受け、グループデ…

鶴は18羽(計563羽)

「タケシの枕元にプレゼントも置いたし、なあ、いいだろ?」 「やあね、タケシにきょうだいまでプレゼントするつもり?」

ホック船長

どうしてブラジャーがブームなのか。 夏は下着よりも水着を尊んでいた。その理由は、水着は下着とおなじ表面積しかないのに、なぜか女の子が大らかに公開してくれるからである、といったものだった。 僕は「下着や水着程度の布ならば網膜の段階でそれを排除…

女子中学生コウコツ文字

『P12』 今ぼくの中でブラジャーがブームなのでそれを例にして話をするが、ひとりの女子中学生が自分のブラジャーをクラスメイトに貸すことになった(理由はなんでも考えうる)場合、それを持っていくのを忘れないようにするため手の甲に『ブラジャー』と書…

読了

「なぜ大人になれないのか」 村瀬学 洋泉社新書 サブタイトル……「狼になる」ことと「人間になる」こと 概説のところに「問題提起の書」と書いてあるが、本当に問題提起だな。まあ科学論などのように理路と説明できるはずもないのか。要はこれをヒントにそれ…

今日は笑福亭鶴瓶の誕生日なんだそうだ。だからどうということはない。 28羽(計545羽)。

読了

「相撲部屋24時 おかみさん奮戦記」 中澤嗣子 講談社+α新書 著者は中村部屋というところのおかみさんだそうだ。前半が相撲の仕組みや歴史について、後半が力士養成の在り方について書かれている。そう言えば勢いで疑問も持たずに読んだが、「力士養成の在り…

てんしんらんまん

ぱぴこさんは本日、大学の友人のお宅でクリスマスお泊り会だそうである。すばらしいね。想像しただけでご飯3合は炊けちゃう。 翻って考えるに、僕は一体どうしたことだろうか。クリスマスパーティーであるとか、忘年会や新年会であるとかいったものの予定が…

因果関係

「そう言えば天皇ってちょうど祝日が誕生日だね!」

つぶやき

株ブームな昨今であるわけだが、本屋でもよくそちらの本が売れる。 しかしブームに煽られたのかなんなのかよく分からないが、いかにも素朴そうなおじいちゃんとかが、「この本さえ読めば株で1千万儲かる!」みたいな本を買っていくのはいただけないと思う。…

読了

「マリア様がみてる 未来の白地図」 今野緒雪 最新刊。全体的なスケールとしてはあまり進展らしいもののない1冊だった。 でもよく考えれば進展なんて必要なく、女の子が女の子らしく女の子のことを好きでいる様が女の子的に描かれていれば、僕にとって過不…

読了

「羞恥心はどこへ消えた?」 菅原健介 光文社新書 ジベタリアンのような輩はなぜ恥ずかしくないのか、という話。おもしろかった。 結論にはきちんと、なるほどと思えた。構成がすっきりしていて分かりやすい。 とりあえず思うのは、これとそれでは原因として…

きょうだい仲良く

インプット「おいしいとこばっか持ってくんだよな、アウトプットの奴」