2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
愛猫の病憂えるをとめごが教科書の陰で鶴を折ること をとめごの折り紙見つけ怒鳴ろうと深呼吸した教師へ足蹴り 悠美ちゃんへ悠美ちゃんのこと好きだった同性より来し春の衝撃
書道部の会計係の電卓のキーの指紋の墨の雑味や 馬小屋で生まれたという恋人が初めて肌を許す牧場 由希ちゃんを夢叶えるため送り出すしかしベナンに一体なにが
卒業式クラスメイトに告げられたボクが女子ってみんな知ってた 毒蛇に噛まれし我の傷口にプリーツスカートチェックの包帯 みっちゃんに二次性徴の激しきが訪れそのまま仇名になりもす
大好きな幼なじみの不登校に放課後のわれ裸参りし 爪を噛む癖の直らぬをとめごの夜半の惑いを想像しもして 真里ちゃんが実はべホイミ使えるの選手たちには秘密なんだぜ
をとめごのミスを逃さぬ我により誓わされたる絶対服従 試着室こんなの紐って呟いた君と交わした先の約束 瑠衣ちゃんはイジメに打ち勝ちこんなにも陰りない笑み浮かべられるよ
バー跳びて自己新記録すをとめごへ夜半に届く破瓜の赤紙 我が校に代々伝わる花角力明日は初場所めざせ三役 なっちゃんの彼氏が死んで早半年やっと遺影にぎこちない笑み
『いちおう』 女の子が自分の手の甲になにかメモをするとき、それが他人に見られたとき恥ずかしいと感じるような文面の場合、それは女の子本人にだけ分かる暗号として記されるというのは、これまで何度も言ってきたことで、今回のこれもすなわちそれの一種だ…
ある日ぱぴこさんが左右で別の靴下を履いていたので驚く。 さらにその理由(理由があるのだ)を聞いてより驚いた。 すなわち「一方の靴下の片方が見つからず、それを探さなければならないのだが、探すにあたり片方を身に着けていなければ、このなくなってな…
……ここがおっさんの尊いところや。極限状態、つまりは人間としての究極的な願望やけどな、それを考えたとき、おっさんがお嬢ちゃんらにしてあげられることは、おっさんのファイナルファンタジーから吐き出されるポーションをお嬢ちゃんらの魔石に注ぎ込むと…
「華胥の幽夢」 小野不由美 講談社文庫 再読。もちろんおもしろい。でもつづきは?
引越しとかをしていた。 これまで横浜市に住んでいたものを、大学から3駅ほどのところに移った。電車にして1時間半ほどの距離か。なぜか卒業してから後に抜群の通学環境になっている。 それでどういう暮らしをしているかと言うと、ぱぴこさんと同じ建物の…
「黄昏の岸 暁の天」 小野不由美 講談社文庫 再読。いやはやおもしろい。
とある朝目を覚ましたる俺へ向け飛び込んできたパイオツカイデー なんといふ奇跡だらうか一夜にて女性へ変身したらしき哉 いやいやいやどうせ夢だろ頬つねる痛い痛い痛い! わ、これ夢じゃないじゃんYO!
プリーツの数だけ俺へキスをしろ番長定めし税制度やよし 煎餅と思えばブラジャー羊羹と思えばショーツ……なんだ夢かあ 月を見るプロッペッパッピローニその頬に流るるひとすじ目を反らす我
ブラジャーしをとめは漢文問題集 ブラジャーのホック外してパパHELP ベランダの姉のブラジャー湿りをり はじめてのブラジャー誰かに盗まれり ママ怒るそろそろブラジャー着けなさい ブラジャーを初めて着けし祭りの夜 有る程のブラジャー外せ夏祭り ブラ…
「図南の翼」 小野不由美 講談社文庫 再読。すさまじくおもしろい。
乳輪を気にするをとめの精神に安心捧ぐ職に就きたし 月を見て筆を掴んだ我によりをとめの硯に薄墨あふるる ウチはもう恋の虜や憎々しく呟いた君の3ポイントシュート
66羽。「いよいよ応仁の乱(1467年)が近付いて来たぞ1414年」と覚えよう。こうすれば同時に応仁の乱の年号も記憶できてとても便利である。
あかんウチ恋しとるかもって呟いた君の乳首を見逃さぬ夏 文学の突起でありつつ奥深きジェイムズ・ジョイスを舐めて掛かるな 登校で見逃す少女に下校では反応す不思議プロッペッパッピローニ
「風の万里 黎明の空 下」 小野不由美 講談社文庫 再読。しかしおもしろい。
「風の万里 黎明の空 上」 小野不由美 講談社文庫 再読。激しくおもしろい。
知人と話をしていて、「私立小学校に通う女子児童とかが制服を着ていると、年齢以上にしっかりしているように見えるが、その一方で高校を卒業して制服を脱ぐことになった女の子は、やけに大人びて見えはしまいか」という疑念を持つ。 この現象から察するに、…
「東の海神 西の滄海」 小野不由美 講談社文庫 再読。非常におもしろい。
「風の海 迷宮の岸」 小野不由美 講談社文庫 再読。とてもおもしろい。
「月の影 影の海 下」 小野不由美 講談社文庫 再読。すごくおもしろい。
「月の影 影の海 上」 小野不由美 講談社文庫 再読。やはりおもしろい。
SEXの四十八手は、よく見れば主要なもの以外は無理があったりする。イラストに添えられる説明文でもそういう体位については、「技術的に難しいがそれでいて挿入は浅いため、実用性はまるでない」とか書かれていたりする。 それにしても思うのは、挿入の深…
それでおっさんは考えるねん。人類の幸福いうもんについて考えるねん。どうやったらお嬢ちゃんみたいな女の子をしあわせにできるやろか、ってどこまでも真摯に悩むねん。それで気付くねん。仮にいま世界に、おっさんと十代の女の子にのみ感染しない即死性の…
「むかしのはなし」 三浦しをん 幻冬舎 三浦しをんの本はわりと読むようにしているのだけど、これは装丁があまりにもつまらなかったので触手が伸びずにいた。でもそうしたら直木賞候補とかになっていて、なんとも読むタイミングを逃した感じになった。んで読…
「草枕」 夏目漱石 新潮文庫 もはや何度目か分からない読み返し。やはりおもしろい。 余裕だなあとしみじみ思う。「小説」なんてものに固執していない感じが素敵だ。筋なんかほとんどどうでもよく、書きたいことを詩語で綴るのみ。やはり小説より俳句とか書…