読了

「風が強く吹いている」 三浦しをん 新潮社 それでぜんぜん別のものを読む。駅伝の話。 陸上経験のない者が大半を占めるメンバーで箱根駅伝に出場するというストーリー。本当にただそういうストーリー。捻りもなにもない。本当になかった。著者にはもっとひ…

読書の記録

「てっそ」の2巻がまるで進まない。 進まないはずだ。ここ数日、僕の掌の中にある本は「てっそ」でないものばかりである。読まなければ進まなかろう。そして僕はやはり、もうしばらくそれを読まなかろうと思う。残念だが京極堂シリーズ再読計画は中止にする…

ホガラカノイローゼ

大学のときの同級生数人と再会し、飲んだ。昨晩のこと。 サークルの代表者が集まる文化部連盟という集団があり、そこらへんのメンバーである。会うのはいちばん短いほうの人でも半年ぶり。懐かしくて仕方ない。 ぜんぜん情報を仕入れていなかった、同級生ら…

ノリ

ぱぴこさんが化粧品のカタログを眺めていたので苦い顔をしていたら、突っかかってきた。「化粧しちゃ悪いか」というようなことを言うので、「だってあなたの顔、化粧映えしないじゃない」と答える。 そこからの彼女がすごかった。 「ああ、たしかに私の顔っ…

いまいち伝わらない話

昨日のバラエティ番組で、みのもんたがおもしろかった。 スタジオに甘い食べものがやってきて、それをみんなで試食した際のことなのだが、出演者の中にはスピードワゴンもいて、なのでもちろん「あまーい!」のギャグの流れがあったわけである。 するとそれ…

読了

「鉄鼠の檻 分冊文庫版 一」 京極夏彦 講談社文庫 なぜかどんどん時間が掛かるようになっている。 でも愉しく読んだは読んだ。やはり「きょうこつ」よりもはるかに見通しがいいと思う。

おっさんの話

本日文庫版の「おんもらき」が発売されて、その帯を見て初めて知ったのだけど、ノベルスのシリーズ最新作、「じゃみ」が今月の26日に発売されるのな。めでたい。 だとしたらひと月ほど前に「シリーズ前作読み直そう!」という誓いを立てたのは、期せずして非…

バカ気候

外に出たら冬だった。 「夏終わったなぁ……」じゃなくて冬だった。 イタリアの双子姉妹、フユキタリナーヴァとハルトーカラズィーである。って言うかもう春の話か。春って夏のひとつまえの季節じゃないのか。先週まで夏だったんじゃないのか。意識がついてい…

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 下」 京極夏彦 講談社文庫 苦戦したー。えらい時間が掛かってしまった。 おもしろがれないと読むのに時間が掛かり、読むのに時間が掛かると登場人物とか忘れるのでおもしろがれなくなると思う。どうしようもないダメ循環。 でもこれっ…

三遊亭円楽

ツンデレの次に来るものについて、ぱぴこさんが「新しいものを考えたの」と言うから聞いた。 「ツンボケ」だそうだ。 生老病死、そして呆け。なんでツンデレの次にやって来るだろうものは、こんなにも哀しいのか。 なるほど、親孝行をプレイにしたみうらじゅ…

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 中」 京極夏彦 講談社文庫 ようやく読み終わる。 ほうぼうで得られた情報が、京極堂の元に集まった。要するにそれだ。

古今亭ツン生

ツンデレの次になにが来るのかということを、昨晩ぱぴこさんと(パ)ピロートーク(ダサい)したのだけど、ぜんぜんおもしろい意見が出なかった。 おもしろい意見が出たような気がしていたので、「おもしろい意見が出た」という話を書こうとしていたのだけど…

近況

きょうこつがぜんぜん読めない。 興味がそそられないままフェードアウトしてしまった感がある。まずい。 そもそも読書をしていない。 このところ外出先では落語を聴き、在宅時には文字を手書きしてばかりいる。 これはこれで愉しい。しかし一方でいかがなも…

読了

「花は志ん朝」 大友浩 ぴあ 古今亭志ん朝の伝記というか評論というか。 CDを聴いていると、やっぱり志ん朝おもしろいな、と思ったりする。 それにしても落語いいなあ。落語。

読了

「Teen Age」 角田光代・瀬尾まいこ・藤野千夜・椰月美智子・野中ともそ・島本理生・川上弘美 双葉社 10代をテーマにしたアンソロジー。惹かれて読む。 ほとんどの話がびっくりするぐらいにおもしろくなかった。こんなにおもしろくない商業的な文章は久しぶ…

チョイッス

ウェブ拍手を設置したよ。cozy rippleのトップからどうぞ。一言メッセージも送れるのさ。トップのカウンターで10000を踏んじゃった人は、当然なんかしら言ってくれるはずだよ。だってハルヒそう信じてる。ハルヒの信じるように世界は変わる。

ジュブナイル

24時間テレビを、ラストの20分ほどだけ観たのだけど、走り終えたアンガールズが(予想通り)どこまでも飄々としていたのが面白かった。山根なんか「こんな罰ゲームありえない」みたいなことさえ言っていた。ロックか。 でも考えてみれば昨日の晩とか、くるく…

チョイッス

「ツンデレ」の次になにが来るのかという問いに、本日「ツングショ」(普段の素振りはツンツンしてるのに、その実あそこは些細なことですぐグショグショの女の子)という解答を導き出したのだけど、要するにそれはただ単に、性格の悪い淫女ということではな…

読了

「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流 スニーカー文庫 とうとう読んでみる。なるほどおもしろいと思う。こういう話だったのか。

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 上」 京極夏彦 講談社文庫 ここからはノベルス版で読んで以来、再読していない。 そしてこの話はなんだかやけに印象が薄い。「うぶめ」「もうりょう」、「てっそ」「じょろうぐも」がそれぞれペアを組んでいて、これはどちらからも仲…

いつもいつもやさしい

知人と話しているときに、とてもバストの大きな女性がやってきたので、その話になる。 「あんな大きさがあれば、なんだってできるだろう」 「あんな大きさがあれば、なんにだってなれる筈だ」 「まるでバーバパパのようじゃないか」 「うわあ、山火事だよバ…

乱歩賞

エロゲーにおいて「なぜ主人公はセックスできるか」という主題があり、その回答として、「学園の理事長(あるいはその息子)であるから」とか、「魔王の生まれ変わりで、放っておくと女の子を襲ってしまうため、女神が性欲の処理を買って出てくれるから」だ…

地面に生まれ変わればいい

靴の、足の甲の部分に小さな鏡を付けて、前を歩いている女子高生のスカートの中を覗くという痴漢行為があるが、これはあんまりスマートな行為ではないと思った。鏡をどのタイミングで靴に貼り付けるのかも分からないし(まさかその靴で玄関を出るわけではな…

読了

「今夜も落語で眠りたい」 中野翠 文春新書 落語エッセイ、のような感じ。わりとおもしろかった。

読了

「魍魎の匣 分冊文庫版 下」 京極夏彦 講談社文庫 ようやく完結。うん、おもしろかった。構成というか、ここまでいくと構造だな、それがすごい。

ハッヂにかまける

落語「ロマンスの神様」……5% 短編小説「帰還」……0%

読了

「魍魎の匣 分冊文庫版 中」 京極夏彦 講談社文庫 中。じわじわと物語が収束に向かっている。 しかし読んでいて意外に思ったことに、この話の印象って結構あっさりしている。 もちろん物語はいろいろな要素が入り組んでいて複雑なのだが、詰まることろそれは…

書いたとか書かないとか

落語「ロマンスの神様」……0% 短編小説「帰還」……0% でもギャグをひとつ思いついた。 「チョイス!」 お試しあれ。

読了

「魍魎の匣 分冊文庫版 上」 京極夏彦 講談社文庫 3日かかって上巻を読みきる。9月半ば発売の「おんもらき」を読むのはいつのことか。 350ページほどかけて、物語はじわじわと展開している。全景はまるでまだ見えない。 ところでこの巻の中で、京極堂が初…

進まなさ具合

落語「ロマンスの神様」……0% 短編小説「帰還」……0%