2006-01-01から1年間の記事一覧

その倍

「じゃあ話半分として、肛門を舐められたぐらいか」

今日の詩論

一茶とかの俳句を読んでいて気付いたのだが、俳句によくある「哉」(かな)というのは、現代語訳すると、「とか!」なんじゃないかと思った。 対象をちょっと馬鹿にしつつ、そしてそれを575にしている自分にちょっと照れつつ、でもやっぱり俳句として発表し…

本日の詩論

先日読んだ言葉遊びの本で、俳句における「根岸の里のわび住まい」というテクニックを知る。 どういうものかと言うと、まず5文字の季題を上に置き、その下にそれを付けたらなんでもそれなりの俳句になるという、そういう便利なやつだ。 毛糸編む根岸の里の…

短歌作りが愉しい日々はテンションが高くなると思う

ツングショのクラスメイトの椅子にある防災頭巾に今日こそは触れん 妹が連れて帰りし友だちの我を見るなり嗤う鼻元 妹ら談笑す部屋に乱入しカッターナイフであのツインテール 妹の部屋の扉の前廊下プリーツスカート二枚落つ不思議 妹の友だちのショーツ考え…

気にしない短歌の出来が気になる最近

園芸部受粉の季節が近づいて一年生の鼻息は荒く 自らの落語で吉原オカズにす十三歳の新星あらわる 白水着濡れて透けるか実験すをとめ水溶き片栗粉なり 片想う同級生がアイドルに手ブラとかするそういう感じの ノーブラの推奨に努め没落す一千年後の日の目ノ…

炭化

やがてまたそれもショーツとなるのだと我らがリーダー予言して死す 右頬を押さえ自転車こぐ娘たたいたのは俺俺だと思う 妹の肢体に姉が重なりて誘うふたりの親斬りし我 剣士とふをとめの生業それはそれ初のオーラルセックス戸惑い れろれろと表面積を奪い合…

鶴折夫さん

ここ最近また鶴折り活動を再開し、また昨日の買い物で折り鶴保管用のボックスを購入したこともあって(これまではミネラルウォーターを箱で買ったときの段ボールを使っていた)、これまで折った鶴の数を数え上げる。2日掛かりで。 2022羽。 だがなんの感慨…

読了

「二枚舌は極楽へ行く」 蒼井上鷹 双葉ノベルス 微妙に気になっていた作家。読むのは初めて。帯に「12編の傑作コージーミステリー」と書かれていたものだから、読まないわけにはいかないだろう。 読み終えてみて、「cozy」の意味を調べなおした。 心地よくな…

読了

「古典落語 艶ばなし」 井上ひさし編 講談社 落語のシナリオ本。艶ばなし。もちろんおもしろく読む。 落語について噺という呼び方もあり、実際のプロたちは落語家と呼ばれるよりも噺家と呼ばれるほうが嬉しい、ということを聞くけれども、それももっともだと…

読了

「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊 宝島社 「削除ボーイズ0326」 方波見大志 ポプラ社 上の賞金が1200万円で、下が2000万円。期せずしてそんな2冊を読んだ。 上は納得。下は不可解。賞金を逆にしてもそれは同じ。そんな評価。 SFなんてほとんど知識…

読了

「風が強く吹いている」 三浦しをん 新潮社 それでぜんぜん別のものを読む。駅伝の話。 陸上経験のない者が大半を占めるメンバーで箱根駅伝に出場するというストーリー。本当にただそういうストーリー。捻りもなにもない。本当になかった。著者にはもっとひ…

読書の記録

「てっそ」の2巻がまるで進まない。 進まないはずだ。ここ数日、僕の掌の中にある本は「てっそ」でないものばかりである。読まなければ進まなかろう。そして僕はやはり、もうしばらくそれを読まなかろうと思う。残念だが京極堂シリーズ再読計画は中止にする…

ホガラカノイローゼ

大学のときの同級生数人と再会し、飲んだ。昨晩のこと。 サークルの代表者が集まる文化部連盟という集団があり、そこらへんのメンバーである。会うのはいちばん短いほうの人でも半年ぶり。懐かしくて仕方ない。 ぜんぜん情報を仕入れていなかった、同級生ら…

ノリ

ぱぴこさんが化粧品のカタログを眺めていたので苦い顔をしていたら、突っかかってきた。「化粧しちゃ悪いか」というようなことを言うので、「だってあなたの顔、化粧映えしないじゃない」と答える。 そこからの彼女がすごかった。 「ああ、たしかに私の顔っ…

いまいち伝わらない話

昨日のバラエティ番組で、みのもんたがおもしろかった。 スタジオに甘い食べものがやってきて、それをみんなで試食した際のことなのだが、出演者の中にはスピードワゴンもいて、なのでもちろん「あまーい!」のギャグの流れがあったわけである。 するとそれ…

読了

「鉄鼠の檻 分冊文庫版 一」 京極夏彦 講談社文庫 なぜかどんどん時間が掛かるようになっている。 でも愉しく読んだは読んだ。やはり「きょうこつ」よりもはるかに見通しがいいと思う。

おっさんの話

本日文庫版の「おんもらき」が発売されて、その帯を見て初めて知ったのだけど、ノベルスのシリーズ最新作、「じゃみ」が今月の26日に発売されるのな。めでたい。 だとしたらひと月ほど前に「シリーズ前作読み直そう!」という誓いを立てたのは、期せずして非…

バカ気候

外に出たら冬だった。 「夏終わったなぁ……」じゃなくて冬だった。 イタリアの双子姉妹、フユキタリナーヴァとハルトーカラズィーである。って言うかもう春の話か。春って夏のひとつまえの季節じゃないのか。先週まで夏だったんじゃないのか。意識がついてい…

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 下」 京極夏彦 講談社文庫 苦戦したー。えらい時間が掛かってしまった。 おもしろがれないと読むのに時間が掛かり、読むのに時間が掛かると登場人物とか忘れるのでおもしろがれなくなると思う。どうしようもないダメ循環。 でもこれっ…

三遊亭円楽

ツンデレの次に来るものについて、ぱぴこさんが「新しいものを考えたの」と言うから聞いた。 「ツンボケ」だそうだ。 生老病死、そして呆け。なんでツンデレの次にやって来るだろうものは、こんなにも哀しいのか。 なるほど、親孝行をプレイにしたみうらじゅ…

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 中」 京極夏彦 講談社文庫 ようやく読み終わる。 ほうぼうで得られた情報が、京極堂の元に集まった。要するにそれだ。

古今亭ツン生

ツンデレの次になにが来るのかということを、昨晩ぱぴこさんと(パ)ピロートーク(ダサい)したのだけど、ぜんぜんおもしろい意見が出なかった。 おもしろい意見が出たような気がしていたので、「おもしろい意見が出た」という話を書こうとしていたのだけど…

近況

きょうこつがぜんぜん読めない。 興味がそそられないままフェードアウトしてしまった感がある。まずい。 そもそも読書をしていない。 このところ外出先では落語を聴き、在宅時には文字を手書きしてばかりいる。 これはこれで愉しい。しかし一方でいかがなも…

読了

「花は志ん朝」 大友浩 ぴあ 古今亭志ん朝の伝記というか評論というか。 CDを聴いていると、やっぱり志ん朝おもしろいな、と思ったりする。 それにしても落語いいなあ。落語。

読了

「Teen Age」 角田光代・瀬尾まいこ・藤野千夜・椰月美智子・野中ともそ・島本理生・川上弘美 双葉社 10代をテーマにしたアンソロジー。惹かれて読む。 ほとんどの話がびっくりするぐらいにおもしろくなかった。こんなにおもしろくない商業的な文章は久しぶ…

チョイッス

ウェブ拍手を設置したよ。cozy rippleのトップからどうぞ。一言メッセージも送れるのさ。トップのカウンターで10000を踏んじゃった人は、当然なんかしら言ってくれるはずだよ。だってハルヒそう信じてる。ハルヒの信じるように世界は変わる。

ジュブナイル

24時間テレビを、ラストの20分ほどだけ観たのだけど、走り終えたアンガールズが(予想通り)どこまでも飄々としていたのが面白かった。山根なんか「こんな罰ゲームありえない」みたいなことさえ言っていた。ロックか。 でも考えてみれば昨日の晩とか、くるく…

チョイッス

「ツンデレ」の次になにが来るのかという問いに、本日「ツングショ」(普段の素振りはツンツンしてるのに、その実あそこは些細なことですぐグショグショの女の子)という解答を導き出したのだけど、要するにそれはただ単に、性格の悪い淫女ということではな…

読了

「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流 スニーカー文庫 とうとう読んでみる。なるほどおもしろいと思う。こういう話だったのか。

読了

「狂骨の夢 分冊文庫版 上」 京極夏彦 講談社文庫 ここからはノベルス版で読んで以来、再読していない。 そしてこの話はなんだかやけに印象が薄い。「うぶめ」「もうりょう」、「てっそ」「じょろうぐも」がそれぞれペアを組んでいて、これはどちらからも仲…