本日の詩論
先日読んだ言葉遊びの本で、俳句における「根岸の里のわび住まい」というテクニックを知る。
どういうものかと言うと、まず5文字の季題を上に置き、その下にそれを付けたらなんでもそれなりの俳句になるという、そういう便利なやつだ。
毛糸編む根岸の里のわび住まい (「毛糸編む」……冬)
風車根岸の里のわび住まい (「風車」……春)
夏の風邪根岸の里のわび住まい (「夏の風邪」……夏)
なるほどな、と思う。さすがになかなかよくできている。
そこで学年題俳句バージョンも考えた。
20秒ほど考えて、「夏の放課後をとめごら」というのを思いつく。
悪ふざけ夏の放課後をとめごら (「悪ふざけ」……中学3年生)
ラブレター夏の放課後をとめごら (「ラブレター」……中学1年生)
8×4夏の放課後をとめごら (「8×4」……高校2年生)
キャミソール夏の放課後をとめごら (「キャミソール」……中学3年生)
コンドーム夏の放課後をとめごら (「コンドーム」……高校3年生)
どうだ。