少女

一題十句 「化粧・メイク(高2)」

『non-no』でSEX特集がなされ、それは僕に多大なるショックを与え、「今後は『SEVENTEEN』や『nicola』でもSEXが堂々と語られるようになるのかなあ……」と暗澹たる気持ちにさせられたわけだが、現時点ではそれとまったくおなじ度合の気概で、『nicola』…

老師による添削

papiro「それにしてもどうも9句目がしっくり来ないんですよね。果たして浴衣の下に水着を着なければいけない状況ってなんなんだろう、って」 老師「フォッフォッフォ。それではこうしてみれば如何」 季重なり水着の上に浴衣かな papiro「老師!」 老師「フ…

サラシやタオルは考慮しないものとする

なんでこんな寒い時期に浴衣について考えているのか自分でもよく分からないが、上の季題をやっていてちょっと思ったことがあったので書く。 まず思うのは、浴衣のときのブラジャーのことだ。 浴衣って言うまでもなく非常に頼りない服装である。詳しくは後述…

一題十句 「結婚(高1)」

結婚すをとめはうまく桃剥けず 結婚す出席番号11番 結婚し美化委員長フェラチオす 補習授業落ちこぼれらの結婚式 結婚す相手は校則改革派 買い食いすをとめの結婚かき氷 親友へ結婚打ち明けチャイム鳴り 制服の磨耗はげしく結婚なり 結婚が床に散らばる恥毛…

学年題俳句

鏡にて陰唇ひろがりガーネット (陰唇・高1) もう眠るパパが屈んでキスしなよ (キス・高1) パパ不潔この世の終わりパパ不潔 (パパ不潔・高1) 今日は高校1年生で3句作ってみた。 高1、それは性の目覚めである。そしてそれはすなわち少女時代という…

ひき合う孤独の力

毎日これ日々勉強だな、と思う。 例えば半年ぐらい前までは、水着というものをひどく持ち上げていたような記憶がある。その理屈と言えば、「普通では絶対に拝見できない下着姿と同等の表面積しかないのにあんなにも大らかだから」といったものだったと思う。…

甘脆なり夏の葡萄

先日ぱぴこさんの下の妹に頼み事をされ、聞いてあげた。些細なことだ。 そうしたら本日、彼女からお礼のメッセージカードと品物が贈られてきた。16歳の彼女からである。もう一度言おう、16歳の少女からだ。うひー。 手書きのメッセージカードは一生の宝物に…

果汁100%

前日付けの文章を書いていながら驚いたことがある。 以下のような文章があるのを思い出したのだ。 かなりの期間に渡り、僕の中で美少女ゲームというのは不思議な存在だった。 まず、どういう人間がプレイするのかが判らない。なにしろ美少女ゲームの要素とい…

草々

だとすれば、SEX特集を行なった『non-no』はもはや少女のための雑誌ではないということになるだろう。SEXのテクニックを教唆した時点で、それは少女ではなく女性のための雑誌なのだ。大人の女性の。 こうして考えると、やはり時代は逆行しているのだと…

前略

先生による先日(瑠衣ちゃんさ これお酒じゃない? 1・16)の結論、「少女がいなくなったわけではない。少女が少女としてSEXをするようになっただけだ」というものに違和感を覚えました。僕にはやはりSEXをした少女は少女ではない、と思えてなりませ…

少女

「少女」とは近代になって発見された存在なのだという。 昔は女性の結婚年齢が今に較べてかなり低かった。みんなけっこう12歳とか13歳とかで結婚していたのだ。これがどうしてかと言えば、彼女たちが男の妻になるにあたってなんの問題もない、女性としての機…

ベッドの上でだけ明かせ

「non-no」でSEX特集をしていた。「anan」でじゃない、「non-no」でだ。「もっと愛されるSEX講座」と銘打って、堂々とやっていた。 当然ながら、大きくショックを受ける。表紙が深田恭子というのがそのショックを一段と強いものにする。しかも背景はピ…

ホック船長

どうしてブラジャーがブームなのか。 夏は下着よりも水着を尊んでいた。その理由は、水着は下着とおなじ表面積しかないのに、なぜか女の子が大らかに公開してくれるからである、といったものだった。 僕は「下着や水着程度の布ならば網膜の段階でそれを排除…