2006-02-26から1日間の記事一覧

合計1274羽

昨日から11年が経過。つまり11羽。 1274年と言えば有名な事件がある。そう、元寇だ。1274は2回あるそれの1回目のほう。文永の役。よってその際の執権もメジャーで、すなわち北条時宗である。しかしメジャーとは言え、メジャーな部類ではかなりマイナーなほ…

和漢朗詠集

79番「朝日さす峰の白雪むら消えて春のかすみはたなびきにけり」まで。 昨日から引き続き、暦と短歌と俳句の関係のこととかを考えている。和漢朗詠集を筆記することは、暦と短歌の関係を考えさせられる。しかしその一方で今の僕の頭はかなりの度合で短歌では…

読了

「俳人漱石」 坪内稔典 岩波新書 漱石の俳句について、著者と漱石と子規という三人で鼎談しながら見ていく、というスタイルの本。子規の「いやあ、また君に会えるとは! 百年ぶりだねえ」という科白から話が始まる。すごいだろう。なんと言うか、堂々として…

一題十句 「雁風呂(春)」

青森県外ガ浜付近では、暮春のころ、海岸に落ち散らばった木片を拾って風呂を立て、人々に入浴させる風習がある。これは秋に渡って来る雁が、海上で翼を休めるためにくわえて来て、ここに来て捨てておき、翌春、北方へ帰るときに再びその木片をくわえて行く…