和漢朗詠集

 
 79番「朝日さす峰の白雪むら消えて春のかすみはたなびきにけり」まで。
 昨日から引き続き、暦と短歌と俳句の関係のこととかを考えている。和漢朗詠集を筆記することは、暦と短歌の関係を考えさせられる。しかしその一方で今の僕の頭はかなりの度合で短歌ではなく俳句モードである。だからなんか色々びんびんと考えている。
 それにしても本日の一題十句のお題「雁風呂」はおもしろい。海岸に散らばった木片を見て、そんな風に考える人の思考回路がいいと思う。すばらしい想像力。これこそ季題というものの真骨頂じゃなかろうかと思う。