流れ星

  
 「子どもと昔話 25号」を買った。
 なにかと言えば、最近ここで小沢健二が小説連載をはじめたのである。遅ればせながらつい先日、この情報をキャッチした。
 3軒ほど店を回った末に発見した雑誌は800円ほどし、小沢健二の小説は10ページほどということもあり、立ち読みで済ませるかどうかちょっと思案したのだが、小沢健二のこと、連載が中断したり、完結しても単行本化されない可能性は大いにあるように思えたので、雑誌を手に入れておくのは重要だろうと思い、やはり購入した。
 話の内容はまだプロローグみたいな感じなので、コメントのしようがない。
 とにかくファンとしては消息が嬉しくて仕方ない。小沢健二のファンをするということは、曲が良いとか悪いとか、ライブのチケットが取れるとか取れないとか、そういう一般的なミュージシャンにおける話の次元を超越していて、ただもうこうして生きていることが実感できただけで無上の喜びを得る、ということを言うのだと思う。ファンサービスなんてあちらがするものではない。こちらが感じ取るものなのだと思う。
 
 ところで、これに関連して小沢健二関連のページをネットを眺めていたら、「舞城王太郎小沢健二説」というのがあっておもしろかった。
 それはちょっとおもしろすぎると思う。