2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

プロッペッパッピローニ14世(王族の末裔)

……つまりな、そう考えるとお嬢ちゃんがこのおっさんの愚息を見る目も自ずと変わってくるいうもんやろ。心境の変化やろ。意識の流れやろ。ジェイムズ・ジョイスやろ。なんならおっさんのこの愚息、あんまり愚息愚息いうんは可哀想やし、文字どおり褒めれば伸…

合計1123羽

庭には12羽鶴がいる

読了

「ハシモト式 古典入門」 橋本治 ごま書房 さすが桃尻語訳をやった人だけあって、古典の世界を現代に置き換えての例えが非常におもしろい。できれば高校生の時に読んでおきたかった。源実朝に興味が湧く。

合計1111羽

折角なのでゾロ目にしてみた。32羽。 1000羽をあえて意識しなかったのは「千羽鶴」という存在へのアンチテーゼに他ならず、キリのよい数字には基本的にこだわっていきたい。 次のキリ番は1234羽かな。キリ番を踏んだ方はぜひBBSに報告を。ねえけど。 って…

漢詩と和歌

いま読んでいる本で、漢詩と和歌の成り立ちみたいなことが語られているのだが、その例えがおもしろかった。すなわち男ははじめ漢詩を中心にやっていたわけだが、それは女子にモテるという目的のためにはまったく効果的でなかったわけである。なぜなら女子は…

合計1079羽

ちっちゃな頃から悪ガキで鶴を十五羽も折る

プロッペッパッピローニ14世(王族の末裔)

……せやからおっさんが言いたいのはな、お嬢ちゃんさっきからおっさんのこの愚息を見て、目ぇ見開きよるやろ、息ぃ飲みよるやろ、首ぃ背けよるやろ? せやけどな、一見まあそやな、さも汚そうに見えるこのおっさんの愚息やけどな、まあ今でこそお嬢ちゃんの視…

読了

「犬はどこだ」 米澤穂信 東京創元社 去年のランキングで評判がよかったので気になっていた。 なるほどおもしろい。米澤穂信が「自分はキャラクター小説以外も書けますよ」と堂々と宣言するために書かれた小説だなあ、と感じさせる程度には十分におもしろい…

ひき合う孤独の力

毎日これ日々勉強だな、と思う。 例えば半年ぐらい前までは、水着というものをひどく持ち上げていたような記憶がある。その理屈と言えば、「普通では絶対に拝見できない下着姿と同等の表面積しかないのにあんなにも大らかだから」といったものだったと思う。…

日記

依然として色々とそわそわしているわけで、そのせいで落ち着いて勉強することができないだとか読書ができないというのはまだ分かるのだけど、しかしこの日記に取り組めないというのは間違っていると思う。たった今そう気付いた。心が平穏でない状態において…

合計1064羽

「papiro、cozy ripple2周年おめでとう!」×33羽

まとめ

もちろんまだまだ増やしていくつもりである。本当はすべてが50個くらいになってから発表したかったのだけど、2周年に合わせてフライングで載せてしまった。 あと実作例もあればよかったんだろうが、そちらも準備が間に合わなかった。追々やっていきたいと思…

高3

大学受験・破瓜・愛慕・色情・淫欲・大人・予備校・小論文・薔薇・センター試験・願書・香水

高2

ピアス・彼氏・後輩・火照り・バイト・火遊び・委員長・学ラン・妹・つぼみ・セブンティーン・ギプス・8×4

高1

キス・高鳴り・先輩・横恋慕・相合傘・三角関係・陰唇・パパ不潔・ビキニ・ルーズソックス・ブリーチ・お姉さま

中3

高校受験・疼き・思慕・赤い糸・方程式・内申点・修学旅行・キャミソール・ポロシャツ・ブラックコーヒー

中2

レギュラー・ニキビ・ボーイフレンド・痛み・センパイ・恋焦がれ・失恋・料理・部活・腹ペコ・林間学校・原宿・ジャージをアレンジ・クッキー・キャンディ

中1

初潮・ブラジャー・恋に恋・初恋・ラブレター・交換日記・仲良し・ケータイ・創作ダンス・パパとお風呂に入るのをやめる・ボク・nicola

提案

相変わらず俳句の季語(季題)について考えている。 それにしても僕は、季語を肯定したり否定したり、意見をコロコロ変えていると思う。これは一体どうしてなのかと考え、以下のような結論を出した。 「季語のシステム的な有用性は認めるけれど、季節感はそ…

自未得度先度他

なんか色々ドキドキだし色々やりたいし、日記にまで気持ちが行きにくい日々である。 書くモチベーションもないのに、よく分からない「毎日更新」という義務感でどうでもいい文章を紡ぐほど阿呆で見苦しいものはないと思う。ただし、たまに日記サイトで「更新…

和漢朗詠集

49番「いたづらに過ぐす月日は多かれど花見て暮す春ぞすくなき」まで。

合計1031羽

千羽など 意識しないと 言いつつも 千羽で止めぬ 果てしなさ 目標のない 不安感 何千何万何十万 我は折る 我は折るのか 二十六 ゆび動かさぬ 引き際はいつ

和漢朗詠集

17番「見わたせば比良のたかねに雪きえて若菜つむべく野はなりにけり」まで。

合計1005羽

鶴を千羽単位で捉えないという革新 十一羽折り

ぼんやりと

よく「人を指差しちゃいけない」ということが言われ、それはまあ理解できるのである。たしかに指を指されるのはあんまり愉快なことじゃない。 でもそれを禁ずるための文言として、「他人に向かって指を差してしまったら、3本(中指薬指小指)の指が自分のこ…

甘脆なり夏の葡萄

先日ぱぴこさんの下の妹に頼み事をされ、聞いてあげた。些細なことだ。 そうしたら本日、彼女からお礼のメッセージカードと品物が贈られてきた。16歳の彼女からである。もう一度言おう、16歳の少女からだ。うひー。 手書きのメッセージカードは一生の宝物に…

読了

「陰日向に咲く」 劇団ひとり 幻冬舎 案外とおもしろかった。文芸とかエンターテイメントとかいう枠に囚われていない感じがいいと思う。それとサービス精神がいかにも芸人らしいと思った。好感。 それにしても帯の紹介文が恩田陸っていうのがすごいな。

合計994羽

飛び立て! なんの思いも込められず折られた鶴43羽よ!

読了

「パラドックス学園」 鯨統一郎 カッパノベルス ……すごいね。真骨頂だ。それしか言えない。