そう言えばこのブログって読書記録とか食べたものとか買ったものとかふと思ったりしたことをサラッと書くために作ったんだったな、と思い出したので読書記録

 
 「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん 文藝春秋
 感想……あまりおもしろくなかった。三浦しをん直木賞を獲ったのはめでたいが、この本は別におもしろくないと思う。「ロマンス小説の七日間」のほうがよほどおもしろい。連作短編集なのに別に凝った構成というわけでもないし。これならば「むかしのはなし」のほうがまだいいと思う。
 前回の東野圭吾のに続いて、どうも直木賞の志向と相性が悪いと思う。
 伊坂幸太郎の「砂漠」が獲ればよかったのに。これで半年後ぐらいに伊坂がさほどおもしろくない本(文藝春秋刊)で直木賞を受賞したら、そのときはさすがにちょっと。