だんだんひどくなってきた

 
 秋の紅葉を 染めぬるや
 出掛けん何処へ 用意なく
 つらいセーロス 撓む穂音
 落ち葉踏まれり 指に小枝
 
 亜紀の椛を 初めぬるや
 手加減どこへ 容易泣く
 つらいぜ エロす 撓む骨
 叔父は踏まれり 結衣にさえ
 
 亜季の揉みしを 初めぬるや
 手掛けん床へ よう入なく
 つらいぜエロス 撓む骨
 オチは踏まれり 結に冴え
 
 あきのもみしをそめぬるや
 てかけんとこへよういなく
 つらゐせゑろすたわむほね
 おちはふまれりゆひにさえ
 
 
 「ゐ」と「ゑ」の使い方は開き直って自由に使っている。
 しかしそれ以外の部分でも、ちょっと無理しすぎだろうと我ながら思う。
 まずひとつ目の解釈については、「セーロス」って一体なんなんだろうな、ってミルクティでも飲みながら想像すればいいのだと思う。きっとステキなイメージが膨らむはずだから。
 ふたつ目について、登場人物は「亜紀」と「椛」と「結衣」と「叔父」の4人。すごいよ、4人も出てるんだね。表記が「エロす」であるのも見逃せないポイントだよ。
 みっつ目なんか、4行目はすでにメタ的な僕の感想だね。自分で「冴えてる」とか言ってるあたり、すごく冴えてないね。3種類の解釈を作るという作業によって、ちょっとテンションがおかしくなっちゃったんだね。きゃは、さむーい!
 ちなみに人間のペニスに骨は入ってないから気をつけてね! サルとかにはあるらしいけど、人間は退化しちゃったんだって! 残念だね!