朝の電車でそっと見やった女子中学生の、その手の甲に書かれていたら、きっと素敵だろうなと思う文面を考えようのコーナー

 
 略して「女子中学生コウコツ文字のコーナー」。
 3日ほど前の記事にあるが、手の甲に『あみもの』と書かれた女子中学生を電車内で発見し心を奪われて、毛糸の相談ぐらいになら乗ってあげようかと本気で悩んだということがあり、それ以降より表題のようなことを思案している。
 しかしこれがわりと難しい。『あみもの』に勝てるものがなかなか浮かばない。
 なにしろエロすぎてはいけない。「女子高生が自ら手に記す」という設定上、それに見合うリアリティがなければ白けてしまう。さらに言えばそれほど長い文面でもいけない。それならば紙に書いてしまうはずだからだ。手に記すということは、サッとした一瞬で書けるメモでなければならないのだ。
 そうして考えるとこれは、十七文字の俳句さえも超えた難度の高いポエムなのではないかと思えてくる。おそらく錯覚だろうと思う。
 明日より発表していきたい。