2005-01-01から1年間の記事一覧

読了

「萌えの研究」 大泉実成 講談社 ただの雑談じゃないか。研究と言うか体験記。最近よく、「ライター」なんて職業いまどき必要か? と思う。秘境とか戦場とかルポするのならまだしも、こんなありふれた情報、なんの価値もないんじゃないかと感じる。これって…

職業に貴賎なし

担任に乳房さわられ泣く娘 行員に乳房つかまれ泣く娘 芸人に乳房もまれて泣く娘 店員に乳房つままれ泣く娘 旅人に乳房あそばれ泣く娘 警官に乳房しごかれ泣く娘 学生に乳首わらわれ泣く娘 役人に乳房なめられ泣く娘 監督に乳房すわれて泣く娘 聖人に乳房で奉…

ORIDURU

鶴は20羽(計517羽)。 先日500を超えた折り鶴をバーッと保管容器から取り出し接写してみたところ、なんだか惚れ惚れとしてしまった。なんて言うか、折られて重なった部分の節っぷりとか、羽の張り出し方のバランスとかが非常にステキなのだ。改めて折り鶴は…

笑い方からして汚い

目糞「ブジョップフォッ! ジョボォップフフォズジョデャブップ!」 鼻糞「グジュグジュグジュ! グジュッチョネチョネッペパッハニュチュ!」

読了

江國滋 「微苦笑俳句コレクション」 実業之日本社 10句ほど印象に残るものがあった。もちろん女の子的なものである。ただし全体的には「老い」にまつわる俳句がかなりの量を占めていて、そちらはあんまり理解できなかった。まあ10句手に入ったらそれでいいか…

読了

「砂漠」 伊坂幸太郎 実業之日本社 ごちゃごちゃしている感じもあるけれど、まあわざとだろうな。まったく小憎らしいと思う。伊坂の場合とにかくその一言に尽きる。恋愛要素も作品間のリンクもサンボマスターも、すべてが小憎らしい。おもしろいよコンチクシ…

地名

「おじいちゃん上手だからここの写真撮ってくれる」 「昔撮った木根津か……」

いまさらですか

すごくいまさらな話題だし、まったくもって個人的なひとり言なのだが、この日記の上にある言葉を入力する欄って便利だな。 なんだかんだでmurmurも日を重ねてきて、過去に書いたものを確認したいとき、cantabileのようにカテゴリがないと不便だなあ、と近ご…

今年もまた

今年を表す漢字が発表されていた。 http://www.kanken.or.jp/frame/whats.html そうか……「愛」か。「愛」なのか。 そんなの思い浮かびもしなかった。まさか愛・地球博で「愛」になるとは。単純だ単純だとは思っていたけれど、ここまでとは思わなかった。 黒…

動物と人名の575

この羊嵐と毎晩ともに寝る この虎の主食はタモリの唾液です この虫へ塩をかけたの岡本玲 この蛇と速水もこみちどこまでも この亀にチャン・ツイィー毎朝キッスする

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「泳いで帰れ」 奥田英朗 光文社 アテネオリンピックのルポエッセイ。ただし野球寄り。おもしろいと言えばおもしろいのだけれども、ブログの発達した現代、こんなものに1円の価値もありはしないのではないかとも思う。難しい問題だ。

動物と人名の575

この猿の喧嘩相手はオダギリジョー この鳥を見ると失神デヴィ夫人 この馬の処遇はつんく♂が検討中 この鼠スピルバーグと知己の仲 この牛の黒海好きはなかなかだ

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「交換殺人には向かない夜」 東川篤哉 カッパノベルス 「館島」のほうが好きだが、こちらもおもしろかった。

動物と人名の575

この犬が琴欧州の飼い犬か この猫の主食はタモリの唾液です この兎横光利一の生き写し この象の上で生まれたなだいなだ この魚ペレが上手に捌いたよ

逸話

「ルーズベルト大統領、今日はストライプ柄なのですね」 「あ、いけねっ」

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「館島」 東川篤哉 東京創元社 いいね。館ものって綾辻行人の「十角館の殺人」ではじまった新本格においては王道なわけで、往々にして本格エキスがこれでもかと凝縮されるわけだが、登場する館が凝ったものであればあるほど、「ふはへへ」という気分になりも…

読了

「どどいつ万葉集」 中道風迅洞 徳間書店 非常に愉しんだ。 近ごろ思うことには、俳句(575)、短歌(57577)、都々逸(7775)で、ジョークの型式としておもしろい順をつけるならば、都々逸>俳句>短歌であるということだ。 短歌はすっきりとリ…

プロペテン師

卒業レポートというものに追われていた。 僕の場合、瑠衣ちゃん曜日(月曜日)提出のレポートだとなっちゃん曜日(日曜日)からしか書き始められないため、非常に苦労することになる。 それにしても僕の書くレポートはいつも、そのとき興味を持っているもの…

姉夫婦

久し振りに姉と会い、こう訊かれた。 「ところであんた、『野ブタ。をプロデュース』観てる?」 もちろん観ていない。そう答えると姉は続けてこう言ったのである。 「観なさい。あのドラマにはあんたの人生で掴み忘れたものがいっぱいあるから」 いやいやい…

ポータブル

ポータブル音楽プレイヤーを買った。 あーだこーだ言いながら結局である。 購入したのはPanasonicの、浜崎あゆみがCMしている「SDで召し上がれ」的なやつだ。それの最新のじゃなくて、ひとつ前の四角いやつ。 はじめはそれを買うつもりではなく、1万円…

おしらせウフフ

cantabileをリニューアルしたりした。 スキンの絵をクチバシにし、とにかくシンプルにした。なかなかよいと思う。2ヶ月ぶりに書いたkuchibashiにより、ふたたびあちらの熱が高まってきた感がある。 しかしあちらが盛り上がるということは、その分だけこちら…

近況

ここ数日で27羽(497羽)。 年末恒例のミステリランキングはどれも東野圭吾「容疑者Xの献身」が1位な感じか。僕はそんなにはおもしろいと思わなかったのだけど。直木賞などという話も。えー? それにしても「貞操問答」がおもしろい。メドューサがサンマを…

「萌え」=「萎え」仮説の展開

萌えるとは、女の子の欠点に対峙して感じる場面がわりと多いのではないか。 ドジっ子などはまさにそうだし、ツンツンしているキャラにしても、彼女がデレっとした瞬間にこそ萌えがある。つまり完璧に立派な女性(たとえばライス長官のような)にはなかなか萌…

君はもう立派な宇宙飛行士だよ

「生理が来ないバブー」 「えっ、そんな……困るバブー」

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「当節おもしろ言語学」 城生佰太郎 講談社 本をすごく久し振りに105円以上の値段で購入した。とは言えブックオフで650円だが。 生物学の本でも、わりと一部のテーマについて専門的に書かれたものと、いろいろな動物のおもしろい性質についてコラムっぽく書…

今年もこの季節

今年を表す1字を考えなければいけない季節じゃないか。はやいなあ。ツッコミたくなるくらいのはやさだ。この1年でいったい、僕の中でなにが成長したというのか…………あ、いやいや! ちがうちがう! そういう日記じゃなかった! それに僕の区切りは4月だから…

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「リピート」 乾くるみ 文藝春秋 なるほどー。おもしろい。2段組でわりと長いが、スラスラ読める。だけど大学4年生が読むものじゃない気もする。タイムリー。

読了

「ギブソン」 藤岡真 東京創元社 地味だなあ。美学のないハードボイルド。淡々と。すごくつまらなくは決してないが、読まずともよいし、ハードカバーで出す必要はまったくないと感じる。これほど地味な話で、その程度には読めるものを作るのは、わりと高いテ…

語らい

そう言えば真骨頂で思い出したけど、街路樹のオレンジ色に染まる葉っぱを眺めて、ぱぴこさんがこう言ったのだ。 「紅葉した葉っぱの色って、本当に夕焼けとそっくりだよね。偶然こんな似るはずないから、絶対にどっちかがどっちかの真似をしたんだね。どっち…

冬は外へ出るよ

野暮用で東京に行く。 こう言うとまるで上京したみたいだが、そうじゃなくて、JRの駅でいうところの東京駅で降りたという話である。もうただそれだけの話なわけだが、なにしろ東京駅なんて普段ほとんど使わないため、こうしてわざわざ文章にしてみた。 半…